伊勢かつ丼   伊勢うどん   かつ丼  つきよみ食堂

私の伊勢うどん考

伊勢かつ丼   伊勢うどん   かつ丼  つきよみ食堂

伊勢うどんの発祥、歴史については「伊勢うどんリンク集」にある他の方のサイトで詳しく紹介されていますのでそちらにお任せするとして・・・
このページでは「私にとっての伊勢うどん」を書き留めておこうと思います。

私は伊勢生まれの伊勢育ちです。
わたしの子供の頃は近所に伊勢うどんを扱っているうどん屋さんがたくさんありました。
今、改めて思い起こしてみますと、生まれ育った小川町という町内だけでも「つつみ」さん「あたけ」さんと2軒のうどん屋さんがありました。
うどん屋さんさんだけではありません。町内には床屋さんが2軒、お風呂屋さん、八百屋さん、お菓子屋さん、駄菓子屋さん、お米屋さん、石屋さん、文房具屋さん、魚屋さん、炭屋さん、それからマーケットにはコロッケを揚げている肉屋さん、古本屋さん、八百屋さん、駄菓子屋さん・・・・・・ここでは何でも揃いました。
しかし3〜40年経った今、この通りで残っているのはお風呂屋さんと魚屋さんのみです。

おっと話がそれました。うどん屋さんに話を戻して・・・
3〜40年前にはこの2軒の他にも小学校に歩いてい行く程度の範囲には4〜5軒のうどん屋さんがありました。
この様に当時、伊勢にはたくさんのうどん屋さんがありました。現在ではその数も当時の半分程になっているのではないかと思います。
でもこれは上にも書いたようにうどん屋さんに限った事ではないのですよね。

私が子供の頃、母に連れられてよく通った「つつみ」さんといううどん屋さんの味が私の伊勢うどんの根源であります。
現在ではもう廃業されていますので屋号自体も宮川の桜堤の近くにあったからなのか、それとも苗字が「堤」さんであったのかも定かではありません。

私がうどん屋を始めた当時にうどんのつゆの作り方を教えて頂いたのは「美杉」さんというお店で昔、伊勢神宮内宮前で食堂をなさっていたお店でありました。
暫くは美杉さんで教えて頂いた味で通しておりましたが、5年経ち、10年経ちするうちにどうしても子供の頃の味がよみがえって来て改めてその味に近づけるべく味の変更をしていました。
最近ではだし味のよく効いた伊勢うどんが主流かもしれませんが、私が求める伊勢うどんの味は「たまり醤油」の旨味のよく効いた伊勢うどんです。

当店が開店してから20数年経ちますが、未だに「私の伊勢うどん」は完成ではありません。
お客様には失礼かもしれませんが、これは当店がお店を閉めるまでこれは続くのかもしれません。

店主 楠木康生(2003/04/21)

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